Trezor Safe 3とSafe 5のベトナムでの発売は、チェコ発の老舗メーカーTrezorの販売シェアに大きな影響を与えました。当店が販売記録を公表し始めて以来初めて、Trezorのシェアは4分の1を超え、従来の15~20%から上昇しました。

この伸びは主にLedgerのシェア減少と重なります。Ledgerの割合は初めて全体の3分の2を下回りました。記事執筆時には、2025年にLedgerの新機種による巻き返しを見込んでいました。TrezorとLedgerはどちらも日常使いの複数通貨対応ウォレットとして有力で、一般的なチェーン上のUSDTやUSDCなどにも対応します。

Bitcoin専用ウォレットの割合は約10%で安定していました。2024年第4四半期はBlockstreamがCoinkite(Coldcard)を抜き、この分野で再び首位になりました。比較的手頃なJadeが、高価格帯のColdcardよりベトナム市場に合っていたと考えられます。
ZECネットワークのフォーク

年末にはZEC(Zcash)のネットワークフォークにより、世界の主要サービスで一時的に取引が滞る問題が起きました。Binance、Bitfinexなどの取引所やLedger利用者から、更新後のネットワークで送金できないとの報告がありました。

資金の損失は報告されませんでしたが、各サービスが対応を完了するまで送金できませんでした。記事執筆時点では、Trezorは事前にフォークへ対応済みで、Ledgerは更新作業中でした。すぐにZECを利用する必要がある方には、当時Trezorが対応済みの選択肢でした。