Atomic Walletへの攻撃 – 被害と資産を守る方法

不十分なセキュリティの被害者にならないでください。

6月2日、複数の暗号資産に対応するAtomic Walletで悪意あるコードを含む更新が配信されたと報じられました。記事の執筆時点では、攻撃者が秘密鍵と1億ドル超に相当する利用者資産にアクセスしたとされ、古いコードライブラリが悪用されたとの見方がありました。

被害の規模は衝撃的ですが、Atomic Walletのセキュリティ設計には以前から問題がありました。

Atomic Walletはセルフカストディなのに安全ではないのですか?

自分で秘密鍵を持つことは大切です。しかし、秘密鍵を何が守っているかも考えなければなりません。この記事では二つの問題を挙げています。

Atomic Walletはホットウォレットです。 秘密鍵はインターネットに接続された端末に保存されます。記事の執筆時点では、ExodusやMetaMaskとは違ってハードウェアウォレットと組み合わせる選択肢がありませんでした。悪意あるソフトウェアを起動すれば資産を失うおそれがあります。

Atomic Walletはクローズドソースです。 独立した第三者がコードを確認できないため、バグや不適切なセキュリティ慣行を発見しにくくなります。ソース公開だけで悪意ある更新の配信を防げるわけではありませんが、古いライブラリの利用に気づく機会にはなり得ます。

問題が見つかった今、Atomic Walletを使っても安全ですか?

この記事の見解は「いいえ」です。セキュリティ設計が変わらない限り利用を避けるよう勧めています。

似たウォレットはどうですか?

この記事ではホットウォレットとクローズドソースのウォレットを避けるよう勧めています。ExodusやMetaMaskのような製品を使う場合は、ハードウェアウォレットを組み合わせてください。秘密鍵をインターネット接続端末から分離することが、攻撃への備えになります。


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