2026年第1四半期、ベトナムのハードウェアウォレット市場は大きな動きを見せました。次世代モデルが相次いで投入される中でも、フランスの大手Ledgerの優位性は依然として揺らいでいません。
Ledgerが首位を堅持、Trezorも進化を継続
Ledgerは市場シェアの3分の2以上を維持しており、第1四半期に販売されたハードウェアウォレットの約10台中7台が同社製と推定されています。特に近年は、従来のNanoシリーズに代わるタッチスクリーン搭載の新モデルを積極的に展開し、リーダーシップの強化を図っています。
一方で、欧州の老舗ブランドであるTrezorも第2位を維持。ベトナム市場では新型モデル「Trezor Safe 7」を投入し、着実に存在感を高めています。

Bitcoin専用セキュリティウォレットは独自路線へ
LedgerやTrezorのような大手メーカーが、複数のブロックチェーンや資産に対応する「マルチ機能ウォレット」を展開する一方で、CoinkiteやBlockstreamは全く異なる戦略を取っています。それは、Bitcoinのセキュリティに特化したウォレットへの集中です。
その理由はシンプルです。Bitcoinを長期保有の資産と捉える場合、不要な機能が少ないウォレットほどリスクも低くなります。
Bitcoinのセキュリティに特化することで、これらの企業は以下を実現しています:
- ソフトウェアを最小限に抑え、バグや攻撃リスクを低減
- Bitcoinプロトコルの既存機能をより深く活用
- 長期保管に最適化されたセキュリティ設計
さらに、マルチシグ(複数署名)ソリューションとの連携にも注力しており、ユーザーは:
- 単一デバイスや単一主体への依存を回避
- 万が一のトラブル時でも資産全損リスクを低減
- 長期的、さらには世代を超えたBitcoin保管体制を構築
日常的に複数資産を扱う利便性を重視するなら、LedgerやTrezorが適しています。一方で、Bitcoinを長期的に蓄積することが目的であれば、Coinkite やBlockstreamの製品は有力な選択肢となるでしょう。
理想的には、複数メーカーのデバイスを組み合わせたマルチベンダー型マルチシグ構成を採用することで、セキュリティをさらに高め、特定の企業への依存を避けることが可能です。

Keystone:静かにシェアを伸ばすアジアの新興勢力
21世紀の世界経済の動きを少しでも注視していれば、ある明確なトレンドが見えてきます。それは、アジアのハードウェアウォレットメーカーが着実に力をつけているという点です。
これらの企業は、より高品質な製品を開発できるようになり、かつて市場をほぼ独占していた欧米ブランドと、いまや正面から競争する段階に入りつつあります。

ハードウェアセキュリティ分野においては、依然として欧米メーカーが優位に立っています。長年のブランド力、高い信頼性、そして広く認知された製品評価がその背景にあります。
しかし、他の重要なテクノロジー分野で見られてきたトレンドを踏まえると、アジア企業が徐々に市場シェアを拡大していくのは時間の問題とも言えるでしょう。
現在、BitcoinVN Shopのラインナップに新たに加わった最新モデル「Keystone Pro 3(アジア製)」は、まだ市場シェアとしてはごく小規模にとどまっています。これらの新興ブランドが今後どのようにポジションを築いていくのか、注目されます。
Keystone 3 Proは、日常的に暗号資産を利用するユーザー層を主なターゲットとし、LedgerやTrezorのマルチアセットウォレットと直接競合する戦略を取っているようです。
特筆すべき点として、このデバイスはZcashのシールドトランザクション(匿名取引)をデバイス上で直接サポートしており、プライバシー重視の暗号資産において、この機能を実装した数少ないハードウェアウォレットの一つとなっています。なお、この機能はBitcoinVNのインスタントスワッププラットフォームでもすでに利用可能です。

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