COLDCARDファームウェア 1.3.4Q & 5.4.4Mk4 登場:セキュリティを包括的に強化

COLDCARDファームウェア 1.3.4Q & 5.4.4Mk4 登場:セキュリティを包括的に強化

COLDCARDは、ハードウェアウォレットの最新ファームウェア Coldcard Q(バージョン1.3.4Q) および Coldcard MK4(バージョン5.4.4) を正式にリリースしました。

今回のアップデートでは、セキュリティ機能とユーザー体験が大幅に改善されており、ビットコイン資産の安全性を重視するユーザーにとって注目すべき内容です。

COLDCARDファームウェアの新機能とは?

Seed XOR:Seed Vaultによる分散型セキュリティ

今回の注目ポイントは、Seed Vault(シードフレーズを安全に保管するための機能) からの XORサポート です。
XOR とは、2つのプライベートキーを組み合わせて新しいキーを生成する技術で、複雑なパスワードのように安全性を高めます。

この機能により、ユーザーは次のことが可能になります:

  • Seed Vault から直接 Seed XORのパーツ を取得
  • 分散して保管されたSeedを、すべて集めなくても復元可能
  • COLDCARD Q では、SeedQRコードをスキャンして簡単に操作

これにより、Seedの管理や復元がより安全で便利になりました。

マルチシグ機能:より柔軟で使いやすく

今回のアップデートでは、マルチシグウォレット(複数の署名が必要なウォレット)の機能も改善されています。

  • 以前のCOLDCARDでは、鍵が常に BIP-67規格(公開鍵の並び順) に従って自動でソートされていました。
    新バージョンでは、この機能をオフにすることができ、他のウォレットソフト(例:Sparrow、Specter、BlueWalletなど)で作成した設定をより柔軟にインポート可能になりました。
  • JSON形式のディスクリプターファイルをインポートできるようになり、ウォレットに独自の名前を付けることが可能に。USBやNFCを使って複数のウォレットを扱う際に便利です。
  • **チェックサム(整合性コード)**がなくてもディスクリプターをインポート可能になり、ウォレットやソフト間でのデータ移行がスムーズになりました。
  • エアギャップ環境(ネット未接続)でのマルチシグ作成において、これまでのMicroSDカードに加え、**BBQRコード(大容量QRコード)**によるデータ転送もサポート。

これらの改善により、マルチシグの設定と操作がより簡単で柔軟になり、初心者にも扱いやすくなっています。

カナダのメーカー Coinkite が開発した主力モデル「Coldcard Q」 は、ビットコイン専用ハードウェアセキュリティの新しい基準 を打ち立てました。

パフォーマンスとセキュリティ:より速く、より安全に

COLDCARD は暗号ライブラリ libsecp256k1 を最新バージョン 0.5.0 にアップデートしました。
これにより、次のような改善が行われています:

  • トランザクション署名速度が 約30%向上
  • 全体的な処理時間が 約15%短縮
  • 各署名の前に コンテキストのランダム化(乱数化) を実行することで、
    サイドチャネル攻撃(ハードウェア信号から情報を盗む攻撃) に対する耐性が向上

頻繁にトランザクション署名を行う方や、マルチシグウォレットを運用しているユーザー にとって、非常に価値のある改善です。

バグ修正と全体的な改善

COLDCARD は細かなバグを修正し、MK4 と Q の2モデル をより安定・スムーズに動作させるよう最適化しました:

  • マルチシグウォレットで重複した鍵をインポートした際のエラーを修正。
    以前は、同じ鍵が2つ含まれる設定ファイルを読み込むと、エラーが出たり、インポートが失敗することがありました。現在は修正されています。
  • トランザクション完了時のメモリ使用量を削減。
    PSBT(部分署名付きビットコイントランザクション)ファイル全体を読み込まず、 必要な部分のみを処理するようになったため、メモリ効率が改善し、動作も高速化。
  • Seed XOR 復元時に最低2つのシードパーツが必要 となり、セキュリティがより強化されました。

Seed Vault と UI の改善

Seed Vault メニューの表示バグを修正し、OP_RETURN 内の null データ処理 を正確に行うようになりました。
また、Address Explorer(アドレス一覧画面) でカスタムパスを使用した際に、
画面が横スクロールして見づらくなる問題も解消され、
アドレスをより見やすく整然と表示できるようになっています。

デバイス別のアップデート内容

COLDCARD Mk4(v5.4.0)

  • SDカードの**「挿入/未挿入」状態の検出が不安定になるバグを修正**。

COLDCARD Q(v1.3.0)

  • Seed XORリカバリーパスワードQRコードで読み取る機能を追加。
  • (BB)QRファイル共有機能を使って、任意のファイル共有をサポート。
  • Airgapped(オフライン)ウォレット作成機能が、
    従来のMicroSDカード転送に加え、高度なBBQRコードを使った
    デバイス間データ転送にも対応。
  • バッテリー使用時のデフォルト輝度を 80% → 95% に引き上げ
  • LCDディスプレイ、カードリーダー、Seed XOR入力処理に関する不具合を修正。

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結論

COLDCARDファームウェアの最新版 5.4.0(Mk4) および 1.3.0(Q) は、
処理速度の向上だけでなく、セキュリティと使いやすさをさらに強化しています。
Seed XORのスマート管理、マルチシグ対応の改善、BBQRサポートなど、
COLDCARDは今もなお、最も安全で先進的なビットコイン専用ハードウェアウォレットとしての地位を確立し続けています。

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